2011/1/6 木曜日

高校受験の問題傾向

Posted in 高校受験etc by daikenn @ 1月 6, 2011

近年における高校受験の問題内容として、PISA型の問題が増えてきていると言われています。
「PISA」とはOECD加盟国を中心に行われる学習到達度調査で、読解力や問題解決能力などを測るもの。
つまり、PISA型の問題とは読解力等が試される問題ということです。

ここ数年、日本の児童の学力における課題として考えられていたのが、まさにこの読解力や応用力でした。
あらかじめ提示された問題は難なく解けても、内容を理解し自分で解き方を考えるという類の問題にはとんと弱かったのです。
この“自分で考える力”を付けるべく、高校受験の問題もPISA型のものが多くなったと言えるでしょう。

高校受験に見られるPISA型問題には、次のようなものが挙げられます。
例えば、人間関係と言葉に関する世論調査の結果を示すグラフから読み取れることを、「心」をテーマとして個人の考えを書くもの。
また、例えば生物の進化を簡潔に描かれた図から分かることを、「人類」と「誕生」の単語を使って書くもの。
このように、図やグラフを見て、設けられたテーマや単語に沿って考えを書くようになっています。

こういった高校受験の傾向が実を結んだためかは分かりませんが、昨年12月に公表されたPISAの結果では、15歳の読解力が回復の兆候を見せたことが注目されました。
もちろん、高校受験ばかりが理由ではないのかもしれませんが・・・
ともあれ、高校受験を通して自分で考える力がつき、また自分で考えることの楽しさを見出せるならどんなに良いかと思うのです。

コメントは受け付けていません。
XHTML 1.0 CSS 2.0 RSS