高校受験の「回し合格」とは?
高校受験のシステムに「回し合格」と呼ばれるものがあります。
「廻し合格」あるいは「スライド合格」とも呼ばれているのですが、なんとなく良い響きではありませんね。
ですが、決して不正を働いて高校受験を受ける意味ではなく、高校受験における正当なシステムなので、悪しからず(笑)
「回し合格」とは、同じ高校のとある学科の受験で不合格となっても、別の学科の合格ラインに達していればそちらの学科では合格とされる高校受験のシステムです。
特進コースや標準コースが設けられている私立高校で行われていることが多いのですが、特進コースの合格ラインに僅かの差で達していなくても、第二志望や第三志望が同高校の標準コースならそちらに進学できるのです。
つまり、高校受験においてコースや学科は第一志望ではありませんが、希望の高校へ進学することは可能という、高校受験の救済措置のようなものですね。
とはいえ、進学できるコースや学科が第一志望ではなくなるというデメリットはありますし、第二志望に標準コースを設定しているならそちらでの進学を拒否できなくなります。
ちなみに、滅多にないことですが「逆回し合格」と呼ばれるパターンも高校受験には存在します。
「回し合格」が合格ラインに達しない場合に下位レベルの学科に進学できるのに対し、「逆回し合格」とは合格ラインを遥かに上回っていたため上位レベルの学科に進学できるという高校受験のシステムです。
標準コースが第一志望なのに、特進コースに入学できるということ。
もちろん、そのためには特進コースの合格ラインに達している以外に、特進コースの合格者が募集人数より下回っていることや、生徒自身が事前相談で了承していることが必要となりますが。